月刊誌「在家佛教」のご紹介
 バックナンバー 

平成14年9月号から
平成14年9月号
目 次
ページ
表紙 聖河ガンジス 編集部・撮影
ブッタの道(33) [グラビア]「一所不住」の遊牧の民4
佛縁の不思議高 史 明5

行雲流水
  「償い」のうた小堀 光詮6
  親爺が体で教えてくれたこと門脇 佳吉8
  「あきらめ」ということ木村 隆徳11
  「こころ」の取り扱い説明書佐賀枝夏文13

興教大師の懺悔の心 福田 亮成16
平常心是道ということ 池田 魯參62

如是我聞
 身体で頷く
奈良 康明50
同心円
 無の智恵
金光 寿郎56
心月輪
 受身型より積極へ
石上 善應60
拈華微笑
 サインがシンボルに成る?
坂東 性純74

「知足経済学」の提唱村田 光平26
廃屋を描く小西 輝夫32

加藤辨三郎著作集『いのち尊し』を読んで五島 辰夫58
わが人生に悔いなし一万田良哲76
精進落ち春野 健治82
羈旅三日本間 榮90

連載
  會津八一 人生と芸術 4
   坪内逍遙
原田 清45
  老いに学ぶ 5
   ある詩人との出会い
小島 寅雄52
  日本佛教の流れ 37
   鎌倉佛教の成立(3)道元
田村 晃祐84
  「いのちの世紀」の生き方を考える 10
   脳は何故再生しないのか?
才園 哲人92

加藤辨三郎・言葉抄 23編集部・抄録97

 今月の表紙81
 在家佛教通信 記念行事/坐禅会/韓国古寺巡礼102
 編集後記105
 在家佛教講演会案内106
カット  杉本 順
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9月号より一部を抜粋します。
行雲流水
親爺が体で教えてくれたこと
−現代日本の健康法の批判−

門脇佳吉
(上智大学名誉教授)

(前略)
 親爺は明治生まれだったので、どちらかと言えば口数の少ない方だった。だから、口で説教するようなことはなかった。むしろ体全体で多くのことを無言で教えてくれた。上に述べたような生き方を通して、親爺は私に九十歳まで現役で生きるためにどうしたらよいかを身をもって教えてくれた。それは、現代のからだの健康だけを考える方法とは全く違うものだ。心のあり方を重視する、身心全体を活性化する、ホリスチック(全方位的)な健康法である。信仰心が人間の健康のためにどれだけ大きな力になるか、を教えてくれた。
 無神論的な現代の日本では、信仰が体の健康に大きな力を及ぼすことを教えることはない。いま日本では健康法がブームであり、テレビでは料理番組が花盛りである。しかし、これらの健康法や料理法は身体のことだけを考えて、心が健康に大きな影響を与えることを忘れているのではないだろうか。
(後略)

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