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◆ バックナンバー ◆
| 平成13年4月号から | ||
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| 目 次 | ページ | |
| 表紙 中国・杭州 浄慈寺大雄宝殿 編集部 撮影 | ||
| ブッタの道(16)〔写真〕舎衛城 | 4 | |
| 人間を超えたものを想う | 多川 俊映 | 5 |
| 行雲流水 | ||
| 共生の思想 | 上田 正昭 | 6 |
| お風呂と湯灌のルーツ | 新井 慧誉 | 8 |
| 忘れられない「同志」 | 阿辻 哲次 | 11 |
| 花浄心 | 滋野 敬淳 | 13 |
| 佛教・佛道・佛法 | 金光 寿郎 | 16 |
| なることからあることへ | 松長 有慶 | 40 |
| 信の風光<座談> 続 ―ハワイの佛教徒と語る | 加藤辨三郎 | 30 |
| 一道を歩みつづけて 7 「転機」のその後 | 大石 法夫 | 46 |
| 「高木顕明」からの出発 | 阿満 利麿 | 72 |
| 玄奘三蔵法師 12 真実の浄土 | 山田 法胤 | 86 |
| お返しの心 | 小林 隆彰 | 58 |
| ミレニアム | 小林 博聞 | 56 |
| 野晒紀行(芭蕉)に想う | 吉田 國廣 | 70 |
| 一人一人が主人公 | 金石 晃陽 | 90 |
| 日本の将来を憂う 5 保守と革新の異同を弁ぜよ | 和田 隆 | 53 |
| 日本佛教の流れ 20 天台密教の僧たち(一)円仁 | 田村 晃祐 | 92 |
| 自然と生命の物語(4) | 上田 悟 | 77 |
| 釈尊と外道(2)〔詩〕 | 二橋 すすむ | 65 |
| 今月の表紙 | 69 | |
| 在家佛教催し物案内<佛蹟巡り・坐禅会> | 45 | |
| 編集後記 | 97 | |
| 在家佛教講演会案内 | 98 | |
| カット 杉本 順 | ||
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| 4月号より一部を抜粋します。 |
| 「行雲流水」より 花浄心
滋野 敬淳 (近江・三井寺法明院住職)
禅語に「花者(ハ)養(レ)心」という言葉がある。 尚、法明院には時雨亭という茶室があるが、これは表千家の久田宗也宗匠が昭和十年に設計建立され、四畳半本席、待合、水屋、露地石、にじり口、山水を引き入れた蹲踞石など本格的な茶室である。明和時代の法明院の古図を見るとここには能化所化部屋があったが、昭和九年の第一室戸台風で倒壊したのを復興されたものである。 想うに草庵風な独立した茶室を考案したのは千利休と言われ、それ以前は茶室の広さは武野紹鴎宗匠によって四畳半と定められていた。 この四畳半は、主殿造りと称される書院造りの一の間が十八畳で、その四分の一の広さに「かこい」で仕切って用いられていた。これは三井寺の国宝光浄院によく表わされている。 待合から調和ある露地石を静かに歩み、静寂純潔に、蹲踞の水に雑念を払い、茶室のにじり口から入る四畳半は身分の貴賤上下なく一味平等の世界、床には心づくしの御軸、活花が飾られている。花は野にあるように、また王位に即いた皇子のように活けられている。宗匠だけでなく、その道の人は、一枝一条もみだりに切ることはない。 頭の中にはや天地人の形を画き、葉があれば一葉を添える、花の心を汲んで、花を活かし、また自分の心を花に表現するところに花道の心があるのではなかろうか。 |
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