平成16年度事業報告

(自:平成16年4月1日 至:平成17年3月31日)

社団法人在家仏教協会

1.定期講演会の実施

 定期講演会については、本年度は以下のように実施した。

  ・会場     全国8ヵ所
  ・開催回数      76回
  ・来場者総計     3,449名

  ・支出(講演料等) 5,727千円
  ・収入(会場整理費)2,051千円
  ・差引   経費  3,676千円

 定期講演会8会場の詳細は次の通り。

(1)東京会場(原則として毎月第2及び第4土曜日午前10時より大手町ビル513号室)
  ・実施回数    21回
  ・来場者   1,744名

4月10日 三輪真純
 「先哲に学ぶ生き方」
4月24日 竹村牧男
 「善財童子に学ぶ」
5月8日 大須賀発蔵
 「衆生の微細の智の甚深」
5月22日 杉谷義純
 「最澄の願文に学ぶ」
6月12日 高 史 明
 「“末法五濁の有情の…”」
7月10日 西田正法
 「回光返照の退歩を学ぶ」
7月24日 日野原重明
 「宗教的背景と死」
8月28日 前田專學
 「小泉八雲は仏教徒であったか?」
9月11日 奈良康明
 「老いる、ということ」
9月25日 上田 悟
 「生命の不思議」
10月9日 近田昭夫
 「謎の言葉・南無阿弥陀仏」
10月23日 真野龍海
 「妙法蓮華経の妙(sat)とは」
11月13日 木村清孝
 「仏教生活の原点を思う」
11月27日 渡邊寶陽
 「永遠のいのちに生きる」
12月11日 高崎直道
 「釈尊のおもい」
1月8日 石上善應
 「童心と仏心」
1月22日 三輪真純
 「混迷の世を仏光に照らされて」
2月12日 金光寿郎
 「人生という事実」
2月26日 横山紘一
 「十牛図を観想する」
3月12日 松林宗恵
 「吾が映画人生」
3月26日 田上太秀
 「垢も身のうち」

(2)大阪会場(原則として毎月第4金曜日午後3時より大阪第一生命ビル8階)
  ・実施回数    11回
  ・来場者    702名

4月23日 橋本聖圓
 「僧坊生活の哀歓」
5月28日 岡田真美子
 「もののいのち論」
6月25日 小林隆彰
 「比叡山で六十年」
7月23日 福島慶道
 「法句経禅話」
8月27日 藤島建樹
 「仏教か道教か」
9月24日 水谷幸正
 「至誠心」
10月22日 山田法胤
 「依りどころを転ずる」
11月26日 上田閑照
 「仏道を日常に歩む」
1月28日 瀧藤尊教
 「太子精神とその日本的伝承」
2月25日 瓜生津隆真
 「他力‐非行非善の念仏」
3月25日 西村惠信
 「仏教ヒューマニズムの復権」

(3)名古屋会場(原則として毎月第3水曜日午後1時30分より清風ビル7階)
  ・実施回数    12回
  ・来場者    402名

4月21日 田辺和子
 「経典の中のたとえ話」
5月19日 奈倉道隆
 「日々あらたに生まれ生きぬく」
6月16日 田代俊孝
 「生死は亀毛のごとし」
7月23日 亀井 鑛
 「他力の救済」
8月18日 前田惠學
 「親鸞聖人29歳・叡山下山の理由について」
9月15日 上沼雅龍
 「わかりやすい仏事の起りと意義」
10月20日 松平實胤
 「言葉は力なり」
11月17日 瀬上敏雄
 「柳宗悦『心偈』の世界」
12月15日 衣斐弘行
 「伝道句に学ぶ」
1月19日 西川玄苔
 「聞法について」
2月16日 赤池憲昭
 「私とは誰ですか」
3月16日 田辺和子
 「ジャータカ物語からの教え」

(4)福岡会場(原則として毎月第4金曜日午後3時より福岡センタービル9階)
  ・実施回数    11回
  ・来場者    270名

4月23日 藤本至誠
「なぜ南無阿弥陀仏なのか」
5月28日 太田心海
「現代と仏教」
6月25日 神原玄應
 「観世音寺で受戒会を」
7月23日 一万田良哲
 「生死の薗にかえりきて」
8月27日 田村圓澄
 「人生は苦」
9月24日 田畑正久
 「仏教と医療の協力」
10月22日 菊川春暁
 「観音さまの心と像」
11月26日 菊城淳真
 「空と無限」
1月28日 平兮宗賢
 「浄土は近きにあり」
2月25日 中村敏郎
 「遇々」
3月25日 小林博聞
 「まるはだかのヒト」

(5)防府会場(原則として毎月第2水曜日午後1時30分より防府とくぢJA会館ほか)
  ・実施回数    8回
  ・来場者    197名

4月14日 森江俊孝
 「喜心・老心・大心について」
5月12日 波佐間正己
 「韓国仏教の源流を訪ねて」
6月9日 中村棟俊
 「信心和敬」
7月14日 児玉 識・島田教明
 「再び仏教唱歌の歴史とその意義」
9月15日 岩田啓靖
 「美学としての知足」
10月13日 林 寛孝
 「重源に学ぶ蓮華蔵世界」
11月10日 松原徹心
 「ご縁とおかげさま」
3月9日 一万田良哲
 「今、「親鸞におきては」(歎異鈔)のお心を伺う」

(6)宇部会場(原則として隔月第2金曜日午後1時30分より宇部市文化会館ほか)
  ・実施回数    4回
  ・来場者    78名

5月14日 児玉 識・島田教明
 「再び仏教唱歌の歴史とその意義」
7月9日 波佐間正己
 「韓国仏教の源流を訪ねて」
9月10日 一万田良哲
 「見えて来るもの、聞こえて来るもの」
3月11日 松原徹心
 「いのちのはたらき」

(7)札幌会場(原則として隔月第4金曜日午後3時より札幌パークフロントビル6階)
  ・実施回数    5回
  ・来場者    122名

5月28日 高畑俊孝
 「同行二人」
9月24日 金石晃陽
 「立撮の心」
11月26日 藤井教公
 「唱導文学と法華経」
1月28日 梅庭昭寛
 「法然・親鸞の説く往きと還り」
3月25日 藤田宏達
 「佛と仏」

(8)仙台会場(原則として3カ月毎第2金曜日午後2時より仙台橋本ビル9階)
  ・実施回数    4回
  ・来場者     86名

4月9日 丸田善明
 「閉塞する社会・解放される社会」
7月9日 乗元惠三
 「はざまに生きる」
10月8日 早坂文明
 「良い情けを消さないよ」
1月14日 佐々木邦世
 「慈覚大師と東北の寺々」


2.各種行事の実施

 各種行事については、本年度は以下のように実施した。なお、これらの行事は企画・講師派遣を行なったものであり、この行事を行なう経費は発生していない。

(1)古寺を訪ねて法話を聞く会
A:みちのくの寺々
 平成16年6月1日〜3日。慈恩寺、立石寺、瑞巌寺、毛越寺、中尊寺、逹谷窟、黒石寺。参加者38名。

B:京都の寺々
 平成16年11月30日〜12月1日。東寺、東福寺、西本願寺、龍安寺、二尊院、天龍寺、広隆寺、法金剛院、三十三間堂。参加者42名。

(2)在家仏教坐禅の会
 平成16年10月2日〜3日。總持寺。参加者36名。

(3)仏跡巡りへの講師派遣
 平成16年8月30日〜9月7日。ミャンマー。参加者19名。

3.出版物の刊行

 出版物の刊行については、本年度は以下のように実施した。

(1)月刊誌『在家佛教』 毎月1回発行、A5判100頁

▼平成16年4月号
雪/松野純孝
「一つだけの花」が咲くために/南直哉
居職と折れ口/福田亮成
日本庭園は「完全を超えた不完全の美」/枡野俊明
病に気付かない“患者”さん/大村英昭
悲しみからのメッセージ/田代俊孝
いのちの原点は丹田呼吸から/関谷喜與嗣
お前は誰だ/金光寿郎
ある眼科医の悲願 下/前田專學
強者が堪えるのが忍耐/奈良康明
痛みに共感するスピリチュアリティの徳/中野東禅
ナンダの出家/石上善應
修行と作務/高梨尚之
慈愛と悲愛/山川健治
いのちの燃焼 1/板橋興宗
真理を求める心構え/中村元

▼平成16年5月号
諸宗教の融和と共存/宮坂宥勝
五百二十の靴と二十のサンダル/早坂文明
「今」「今日」しかない/田畑正久
心を病む国 日本/田村晃祐
愛別離苦/中村敏郎
九十の手習い/福岡正信
病とともに生きて/楠正弘
自然ということ/坂東性純
還浄された坂東先生/石上善應
信は願より生ずれば…/金光寿郎
百歳の他生を生きる/奈良康明
置かれた宿題/浅原純子
如来出現/河波昌
医は仁術なり/丘山新
情報リテラシーへの認識/井上順孝
高所高平/高梨尚之
いのちの燃焼 2/板橋興宗
大いなるいのち賜わりて/西元宗助

▼平成16年6月号
春の山/菅原信海
ヒマラヤの聖者を求めて/宮内勝典
医者に行った話/沖本克己
退歩これ前に向かう/三友量順
生涯修行 臨終定年/松原泰道
心の大気汚染/金光寿郎
「子供」という存在/藤井教公
輝きのある人生を/上田本昌
死者は還らず/奈良康明
悲喜を慶ぶ道 上/中西智海
肝心な質問/石上善應
最高の隠し味/高梨尚之
インド仏蹟の旅を重ねて/小山一行
いのちの燃焼 3/板橋興宗
常楽我浄/山田霊林

▼平成16年7月号
ある烏のこと/東隆眞
日々是巡礼/青木新門
申歳に想う/滋野敬淳
現代人の思考回路と仏教/加藤智見
西と東の「かたち」/乗元惠三
禅の心とかたち/西村惠信
恵まれていることの不幸/松濤弘道
手紙には手紙の書き方がある/奈良康明
悲喜を慶ぶ道 下/中西智海
それをばいかがし候べき/石上善應
中国文化を訪ねる旅 1/門脇佳吉
「はい」と「いいえ」の背景/金光寿郎
インターネットによる新しい宗教的交流/川端亮
指導者の修行/高梨尚之
心の不思議/山田法胤
人生と苦/平川彰

▼平成16年8月号
著作集の刊行/三枝充悳
徹底精神の復興/今村仁司
A君への式師示訓/田中良昭
国家と忠誠の義務/和田隆
運慶の大日如来像/山本勉
直心是道場/西川玄苔
超越的威力/菅原伸郎
親の背/藤井正雄
念仏の日常生活/加藤辨三郎
名のある雑草/金光寿郎
風韻は『詠み人知らず』の中に/永田美穂
中国文化を訪ねる旅 2/門脇佳吉
一人称の無常/奈良康明
インターネット発の仏教も「来たれ見よ」の精神で/佐藤哲朗
手間を惜しまない心/高梨尚之
いのちを見詰めて/藤井虎山

▼平成16年9月号
情報社会への警告/鷹司誓玉
親は子を 子は親をうつす鏡/鈴木永城
末期の目に映るにっぽん/高瀬廣居
森林と文明/上田正昭
身体性への希求/武田定光
同事 ――四摂法/奈良康明
それをばいかがし候べき/石上善應
私説・病気に生かされて/頼富本宏
分別を超える良寛像/金光寿郎
中国文化を訪ねる旅 3/門脇佳吉
大拙の評価/菅原伸郎
清沢満之における生と死/脇本平也
ホームページ運営と「利他」の実践/大河内智之
布施のこころ/高梨尚之
生命は無窮なり/東昇

▼平成16年10月号
禅宗の生活/篠原大雄
「信州の学海」に想う/三浦勝男
老いを養う/獅子てんや
いま求められる自信教人信/河村公昭
此の土に還り来たらん/石上善應
沈黙の条件/菅原伸郎
いのちのつながり/松長有慶
相手に同じるということ/奈良康明
難聴児に教えられて 上/安積力也・金光寿郎
よみがえった人生/金光寿郎
仏教伝道を下支えするインターネット/佐藤哲朗
仏弟子の予言/正田大観
共生から共成へ/木村清孝
般若波羅蜜多 1/玉城康四郎

▼平成16年11月号
キーワード「あいまいな」/峰島旭雄
残された者としての仕事/友松浩志
寧波・普陀山と日本/岡崎邦彦
無生野の大念仏/黒川文子
信心決定/近田昭夫
血脈/石上善應
思いがけない写真/遠藤證圓
暮鳥の世界/菅原伸郎
難聴児に教えられて 下/安積力也・金光寿郎
「科学万能」という過ち/山田浩三
釈尊に還る/奈良康明
「在家仏教」「大衆教化」「施群生」/大谷徹奘
『おれがの』と『みんなのもの』/金光寿郎
電脳的法施のススメ/上沼雅龍
唯識の信仰/奥住毅
唯識のこころ/竹村牧男
般若波羅蜜多 2/玉城康四郎

▼平成16年12月号
仏教者による平和の祈り/西郊良光
有願和尚のこと/加藤僖一
がんの手術、そしてその後/大石法夫
仏教では死後を認めないという誤解について/長井龍道
慈蔭の幸/瀧藤尊教
「いのち」の行方/小川一乗
思いと現実/金光寿郎
先生 山を見る/石上善應
慙愧という正法/野田風雪
老を生きる/奈良康明
学園の憂鬱/菅原伸郎
時代に遅れないために欠かせないインターネット利用/加藤朝雄
本当の精進料理/高梨尚之
いのちへの新たなるまなざし/大須賀発蔵
般若波羅蜜多 3/玉城康四郎

▼平成17年1月号
父の決断/有馬頼底
考えることを強要される今日/工藤定次
未来のために「食育」を/香川芳子
利己的遺伝子/林田康順
もののいのち論/岡田真美子
浄土の旋律/菅原伸郎
エルベの誓いと米兵ジョーのこと/早乙女勝元
絶望から蘇る/奈良康明
雨ニモマケズ/石上善應
空手還郷/高崎直道
あなたは何をどう信じますか/金光寿郎
ネットで語り合う四国遍路の楽しみ/串間洋
素材に応じた味付 悩みに応じた説法/高梨尚之
科学と宗教/木下祝郎
自然を読む仏教/真野龍海
生きる願い/藤島達朗

▼平成17年2月号
巡礼・遍路のすすめ/清水谷孝尚
物とのたたかい/実相寺昭雄
人間と自然の共生≠ニ皮膚感覚の自然観/亀山純生
明暗/形山睡峰
無我と他力/瓜生津隆真
対話に学ぶ/奈良康明
いのちいのちありてこそ/雲井昭善
死者の声を聞く/金光寿郎
大地の哲学/菅原伸郎
老いのいのちを讃える/村上大朗
夕焼け/石上善應
日々あらたに生まれ生きぬく/奈倉道隆
参禅のすすめ/高梨尚之
インターネットでお寺との接点に/和泉逸平

▼平成17年3月号
「軸の時代」の再来?/赤池憲昭
社会苦と向き合う仏教を/酒井義一
生死を問う/古澤龍堂
伝道は新鮮な言葉で/粕川壽裕
十方仏土中/池田魯参
涅槃の地で/菅原伸郎
平気で生きる/奈良康明
小泉八雲は仏教徒であったか?/前田專學
満月の夜の歌/辰繁存
如来の眼/金光寿郎
出版洪水の中で必要とされる書を届けるために/三浦了三
幸せを引き立てる人生の苦み/高梨尚之
モンクレア通り 初冬/C.S.ユン
生命の不思議 上/上田悟
生きる願い 続/藤島達朗

4.その他目的を達するために必要な事業

(1)海外の仏教徒との交流を深め雑誌および図書の交換

韓国文洋法律事務所
韓国浄土真宗学会
韓国仏教太古宗
韓国円光大学
中国仏教協会
ブラジル日本文化研究所
ブラジル天理文庫
カリフォルニア仏教研究所
カリフォルニア東本願寺
シカゴ大学東アジア図書館
ザ・ワールド・オブ・インディア
ニューヨーク金剛菩提寺
ヨーロッパ禅道場
カナダ禅蓮寺
ハワイ浄土宗別院

(2)国公私立図書館並びに大学図書館及び刑務所へ「在家佛教」誌を毎月寄贈

国立国会図書館ほか国立の関係機関
東京都・千葉・神奈川・埼玉各県の公立図書館
東京大学付属図書館ほかの研究機関
朝日新聞ほかの報道機関

(3)仏教良書の推薦紹介と遠隔地の会員への取り次ぎ

(4)講師派遣斡旋

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